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一般質問(2021年2月25日)

2021/02/25
※会議内容の要約となっております。

東京ルールの運用と救急搬送の現状
  • 新型コロナに対応した救急搬送体制の変更:新型コロナの感染拡大により、都は昨年6月に新型コロナ疑い患者専用の東京ルールを開始。緊急事態下での救急搬送件数は激増し、医療体制が緊迫している。
  • 救急相談センターの活用推進:救急車や医療資源の適切な利用を目的とし、救急相談センター(シャープ七一一九)を通じて都民の理解促進を図るが、利用は減少傾向に。
  • 医療資源共有の意識変化の重要性:パンデミックが医療資源への影響を浮き彫りにし、都民に持続的な意識変容が必要とされている。
  • 救急医療体制の再評価:東京ルールの効果検証と改善が必要で、特に高齢者の救急搬送増加が課題。地域ごとの特性を考慮した救急医療体制の再構築が求められている。

心血管疾患への対応強化
  • 冬期の心血管疾患増加と救急搬送問題:緊急事態宣言下での心血管疾患による救急搬送の困難事例が増え、医療体制の逼迫が指摘されている。都知事に対し、循環器医療の逼迫対策と救命率の向上を求める。

犯罪統計と薬物依存問題
  • 犯罪率の減少とDV、薬物事犯の増加:新型コロナによる外出自粛が犯罪率減少に寄与しているが、家庭内暴力や薬物事犯は増加。特に大麻の不法使用と市販薬依存が課題。
  • 薬物依存の背景と多角的支援:薬物依存者のDV被害経験が高いことから、再犯防止には薬物依存だけでなく背景問題も取り組む必要があり、DV相談件数の急増が問題視されている。

自転車利用の促進
  • 自転車活用計画の推進:コロナ禍で自転車利用が増えたことを背景に、都は自転車の安全性や回遊性を高める施策を強化。自転車シェアリングの広域利用を推進することも検討中。

水道施設の整備と災害対策
  • 荒川区の水道施設整備:既存の水道施設の老朽化と災害リスクを背景に、荒川区の給水安定性向上を目指す施策が推進されている。公園との一体的な利用を視野に入れた都市計画が必要とされている。
 

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